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2007年12月27日 (木)

薬害肝炎問題

薬害肝炎訴訟の問題ですが、議員立法という形で全員救済するという方向で、落ち着きそうです。ただ、国の責任を明記するかどうかが焦点ですが、テレビのコメンテーターや被害者は、明記すべきだと主張してます。ただ、僕は正直なところ、明記するのには反対です。確かに被害者は可哀相だと思うし、救済すべきだと思います。しかし、薬の認可段階に遡って、国が責任を認めてしまったら、今後薬の認可がされにくくなるのではないかという懸念があります。副作用があるかどうか判別できない段階で認可した薬が、何年後かに副作用が表れたからといって、全てを救済していたら、国の薬事認可作業は非常に影響を受けると思います。例えば、新薬が開発されて、その薬を使えば多くの人が助かるかもしれないと思っていても、「後で副作用が出たときに、訴訟を起こされたら困るから、認可するのは中止しよう」なんてことになるかもしれません。これは非常に不幸なことです。ですから、今回は全員は救済するけれども、国の責任は明記しないのが得策だと思われます。

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